プリンセス天功さんといえば、日本を代表する、女性イリュージョニストとして知られていますよね。
華やかなステージと、大胆なマジックで世界中を魅了してきた彼女ですが、若い頃はどんな活躍をしていたのでしょうか?
実は、プリンセス天功さんの若い頃には、命を懸けた壮絶なイリュージョンや、世界的な成功を収めた華やかなエピソードが数多く存在するんです!
今回は、プリンセス天功さんの若い頃の活躍や、衝撃的な事故、そして国際的な評価について詳しくお伝えします。
プリンセス天功の若い頃!二代目襲名から命懸けのイリュージョンへ

プリンセス天功さんは、1980年12月にホテルニューオータニ東京で二代目天功として襲名しました。
これは、1979年末に師匠である初代引田天功さんが、急逝したことを受けてのことでした。
二代目として襲名した後、プリンセス天功さんは初代譲りの大規模脱出イリュージョンに挑み続け、世界各地で公演を行うようになります。
若い頃のプリンセス天功さんは、その創造力の豊かさでも知られていました。
彼女は「イリュージョンのアイデアが夢に出てきてノートにメモする」というほど、常に新しいパフォーマンスを考え続けていたそうです。
その革新的な演出は、大勢のアシスタントと音楽・ダンスを組み合わせたもので、観客を魅了し続けました。
横尾忠則さんなど著名なアーティストからも高く評価され、プリンセス天功さんは若い頃から世界的なパフォーマーとしての地位を確立していったのです。
プリンセス天功の若い頃の事故!浜名湖遊覧船爆発と水中脱出失敗の真相

プリンセス天功さんの若い頃には、命懸けのイリュージョンに挑戦する中で、いくつもの壮絶な事故に見舞われました。
中でも最も有名なのが、1985年の浜名湖遊覧船爆発事故です。
フジテレビの番組『浜名湖炎上遊覧船大爆破!』の本番中、起爆装置が早期に爆発してしまい、プリンセス天功さんは大量の煙を吸引してしまいました。
この事故により、彼女はICUに搬送され、全身血液交換を受けるという大事故となりました。
また、水中大脱出のイリュージョンでは、これまでに3回も失敗して救急搬送されており、仮死状態から蘇生したこともあったそうです。
さらに、刃物イリュージョンでは機械の誤作動により、計16本の刃が体に突き刺さるという大怪我を負いました。
この事故では肋骨を4本骨折、3本にひびが入るという重傷でした。
これらの壮絶な経験を経ても、プリンセス天功さんは決してイリュージョンへの情熱を失うことはありませんでした。
むしろ、これらの経験が彼女をより強く、より魅力的なパフォーマーへと成長させたのです。
プリンセス天功の若い頃の海外進出!マジシャン・オブ・ザ・イヤー受賞と人形800万体の大ヒット

プリンセス天功さんは、1980年代後半から欧米でも公演を重ね、国際的な評価を得ていきました。
そして1990年には、米国ハリウッドの奇術アカデミー主催『マジシャン・オブ・ザ・イヤー』に女性・非白人として初めて選出されるという快挙を成し遂げました。
これは、プリンセス天功さんの若い頃の活躍が、世界的に認められた証でした。
1994年には、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールに出演し、さらに国際的な名声を得ました。
そして1995年には、日本人女性魔術師として初の米国製アニメ『Princess Tenko and the Guardians of Magic』が放送されました。
このアニメと連動して、マテル社からプリンセス天功さんをモチーフにした、着せ替え人形が発売されたのです。
この人形は発売当初から大ヒットし、世界で800万体以上が売れたとされています。
実在の人物をモデルにした人形としては異例の大成功で、プリンセス天功さんの若い頃の人気ぶりがうかがえますね。
また、1996年には、アフリカ野生動物保護財団の日本親善大使に就任するなど、マジック以外の分野でも活躍の場を広げていきました。
ラスベガスや、欧米各国でも熱狂を巻き起こし、プリンセス天功さんは若い頃から世界的なスーパースターとしての地位を確立していったのです。
まとめ
今回は、プリンセス天功さんの若い頃について詳しくお伝えしました。
二代目襲名から始まった彼女のキャリアは、命懸けのイリュージョンと壮絶な事故を乗り越えながら、世界的な成功へとつながっていきました。
浜名湖遊覧船爆発事故や水中脱出失敗など、数々の危険な経験をしながらも、決して諦めることなく挑戦し続けた姿は本当に素晴らしいですね。
そして、マジシャン・オブ・ザ・イヤー受賞や人形が800万体の大ヒットなど、華やかな成功も収めてきました。
プリンセス天功さんの若い頃の活躍は、まさに伝説と呼ぶにふさわしいものです。
現在も精力的に活動を続けている彼女の、今後のさらなる活躍が楽しみですね。
これからも応援していきたいと思います!

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